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ハワイ6 住めば地球

(忙しくて大晦日になってしまいましたが、秋に行ったハワイの記事です)


僕が中学生の頃、日曜の朝に「住めば地球」という番組がやっていました。

海外で暮らす日本人にスポットをあてるドキュメントでしたが、

好きで良く見ていました。

一生懸命暮らしをすれば、日本でも外国でもなく、

そこは地球だよって意味だと理解して、好きなタイトルでした。


最終6回目は、そんな地球家族の紹介。

ナナムラ家はダンナもヨメも僕の元同僚。

鎌倉にある某アウトドアアパレルP社で一緒でした。

当時僕は会社に対する不信で、かなりやる気の無い社員でしたが、、、。


嫁のトモコさんはとても優秀なひとで、

スタイルも良いので社内の新作プレゼンのときなどモデルさんをしていました。

今は二人の子供を育てながら、

数十社あるコナコーヒーの品評会で今年も優勝した、

マウンテンサンダーコーヒーでガイドをしています。ハワイ島にお越しの際は是非。


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試飲のコナコーヒーをサーブしてくれるトモコさん。
残念ながら僕はカフェイン耐性が無いので舐める程度(笑)

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農園は高台にあり、涼しくて楽しかったです。
ジャングルクルーズのような農園を過ぎて農園に出ます。
熟した豆。外側の果肉は甘かったです。

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この日はたまたま、他のガイド団体に勤めるダンナのアキヨさんのクライアントが
コーヒー園めぐりを希望され、合流しました。夫婦の競演は初めてだったそうです。
なぜか翌日に行ったキラウエアでもアキヨさんのツアーとばったりバッティング。
赤い糸で結ばれている!(笑)byトモコさん。

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楽しみにしていたナナムラ家ステイ。
4歳のひなちゃん、一歳のほく君が迎えてくれました。

特にひなちゃんはすごくなついてくれて、

肩車からジャイアントスイング(プロレス技)などはげしい遊びから、

かるた、かくれんぼと、たくさん遊びました。

「僕がかえってからもハギハギうるさい」byトモコさんとのこと。

うれしかった~。

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今回のベストショットかも?
家にはラナイといって、屋根付きベランダがついているのですが、
そこで過ごす楽しい時間を飾るように、椰子越しに見る水平線に夕日が沈んでゆきます。
反則です。

このラナイでアキヨさんと泊まらせてもらったのですが、

翌日には夕日の中トモコさんを施術しました。

だんなからの要望もあったのですが、宿泊代の代わりに(笑)

施術用ベッドがあるという準備の良さですが、なんとトモコさんは

施術のトレーニングをしていて、ハワイ州で開業できる資格も取得済みとのこと。

下の子が大きくなったら少しづつ開業に向かう予定だそうで楽しみです。

ダメ社員だった僕の成長ぶりにすごく喜んでもらえたようで、うれしかったです。

僕自身の施術にも良い影響をもらいましたよ。


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近所には、グァバ、パパイヤ、マンゴー、スターフルーツ、
パッションフルーツ(ハワイではリリコイ)、ライチ、マンゴスチン他、
色々が勝手に実をつけていて、僕も多いに恩恵を受けました。


前出のダンナ、アキヨさんは、

熱すぎるというか、いい人すぎるというか、

ちょっと今の日本で生きてゆくのは大変なひと(笑)

会えばいつも笑顔&握手(高い位置で腕相撲みたいな握りでの)な人です。

トモコさんがアメリカ生まれでアメリカ国籍を持っていたので
(なんと30代、ESTA申請時に発覚)、

夫婦の判断で、移住してきました。

色々あったと思いますが、夫婦のきずな、半端ないですよ。


アキヨさんが勤めるツアー会社はアロハコナツアーズといいます。

良かったらこちらも是非。

彼のガイディングを垣間見ることが出来たし、

プライベートで星のガイドもしてもらいましたが、

人好き、サービス好き、そして記憶力と話術もすごいので、本当に輝いてました。

天職ってあるんですね~。

僕自身、若いころに屋久島や関東でガイド業をしてきました。

僕は若すぎたことと、後にオステオパシーと出会う運命だったので!?

あきらめた仕事ですが、ガイド論について色々話すことが出来ました。

僕が好きな映画「Into the wild」に出てくる一文、

「life is only real when shared」という言葉を送りました。

人生は、分かち合うことにより、はじめて喜びを感じることができる(僕訳)

という意味です。

一人もしくは仲間だけでは共有できないその土地を案内してつなげる仕事。

感動を共有できる仕事。

ガイド業とは、そんな尊い仕事だと僕は思っています。

またその言葉は、久しぶりの再会をしてもてなしを受け、

感じあえた家族と僕自身の言葉でもあります。

そしてさらに、僕の仕事でも、日常生活でも、だれにとっても。。。


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ハワイ、本当に良い時間を過ごすことができました。

感謝感謝。マハロ!!(ありがとう)。




オステオパシー施術院トリート






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ハワイ5 観光編

日本から合流した小野澤夫妻の友人、

ハワイ在住のジュンコさんはとてもユニークな人。

日本のテレビ局で働いたあとニューヨークに二十年住んで、

数年前からハワイに住んでいるとのこと。

そんなジュンコさんにとっても僕の経歴は充分に珍獣らしく、

「ユーハブソーメニータレント!」だなんて、ほめてもらいました。


そんなジュンコさんと旦那のポールさんがおすすめのスポットに

連れて行ってもらいました!


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道路から海辺の目的地まで、車を止めてテクテク歩きます。こんな道です。
あれ? 緑色の道。 写真ではわかりにくいですが、
ハワイには立ち入り禁止のグリーンのビーチ(聖地)がありますが、
同じ種類の鉱石が敷かれた道を歩きます。


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30分くらい歩いたでしょうか。人気のないビーチに出ます。
どこの国でもあるのですね。浜辺の隠れ家バラック、ヒッピーズハウスです。
けっこう立派なもの。人が住んでるのかも。

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おやおや。アオウミガメが居ますね。産卵でもないのに浜に上がって休んでいます。
カメには縁があるので、懐かしいカンジ!?

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椰子の木を見上げると、そこが観光地化されたところか、自然の状態かがわかります。
またも写真がわかりにくいですが、ここのように実がなっているのが自然の状態です。
観光地では落下すると危険なので、実は取ってしまうのですね。


ジュンコさんがおすすめしてくれた場所は、本当に凪いでいる美しい場所で、

彼女はイルカ達が休みに来る時に遭遇しているそうです。

今回は残念ながらイルカには会えませんでしたが、

カメが水中で海藻を食べている所で、一緒に泳ぐことが出来ました。


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帰りにはビーチ近くにありながら淡水で、淡水魚が泳ぐ聖地に行って泳ぎました。
なんだか、マナ(ハワイの霊力)に包まれた感じ? とても気持ち良かったです。


別の日、小野澤夫妻が前回ハワイに来たときに知り合った平木夫妻が、

「レンタカーで島周るけど、行く?」

と誘ってくれたので、、、

二つ返事で車の後部座席にチョコンとのせてもらうことにしました(笑)

しかしながら観光、、、僕にとっては貴重な行為です。

二十代以降、国内はもとより海外においても、

いわゆる観光地といわれる場所に興味を持ったことがありませんでした。

メインストリートよりは裏路地、地元民の空気を感じたいほうでした。

でもでも、この日は本当に楽しくて、二人に感謝です。

いいっすね観光 

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日本人移民が作った町、ホノカア。映画「ホノカアボーイ」の舞台。
なんだかサビレ感がいい感じです。子供の頃よく行った東北の田舎の商店街を思い出しました。

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路面店にどうでしょう? トリートの三倍の広さで、家賃はこっちのほうが安いです(笑)
トリートハワイ店でも作りましょうか? え? やっていけるかって?
正直、ホノカアは人口少なすぎて無理ですね。裏の畑で自給自足しながらなら自信あります。
日本でやることに意義を感じているので、移民はしません。


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ホノカアから自転車で行ける距離にあるワイピオ渓谷です。
古くは王家の谷で、ハワイ島出身で後にハワイ全土を納めるカメハメハも、
幼少期にここで過ごしたそうです。 
山に囲まれた谷がず~と奥まで続く様は、
宮崎アニメに出てくる「風の谷」のよう。見た瞬間にそう思いました。
黒い砂浜のビーチは貴重な安全サーフスポットでもあります。次回はここで 


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さとうきび畑から望む太平。僕にとっては、
強烈に南西諸島(屋久島とか沖縄とか)を連想させます。つながってるんですね。


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ここも日系移民がひらいた街、ヒロにある漁協直営のポキレストラン、
「SUISAN」。そう。水産高校のスイサンです。


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ポキとは、まぐろなどの刺身をズケにしたり、ドレッシングであえたりしたものの丼です。
元々生魚を食べるハワイ人と、味付けや丼にするなどの日本文化のコラボです。
現地での息づき方は深く、一人で来た白人のお兄ちゃんが箸を上手に使って食べたりしています。
「ちょっと頑張ってハシ使ってみました」風じゃないのです。面白いですね。


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有名なお菓子の工場直営店に飾ってあった写真。(クリックで拡大)
ふんどしで泳ぐ現地の子供達を、橋の上から明治の先輩方が眺めています。
パナマ帽、カンカン帽?をかぶり、着物を着ています。なんだかグっとくる写真です。


日系移民の話は色々聞く機会があったのですが、ちょっと一言では言い表せません。
白人がアフリカ全土や、タイと日本以外のアジア全てを
武力で支配してゆく時代ですから、
アメリカが圧力によるハワイ占領をした前後ですから、、、。


海沿いに建てられる墓地の石碑は大抵海に向いているのですが、
日系人墓地の石碑は日本を向いているそうです。うーん、シビレます。
もちろん移民だけが地獄ではなくて、
当時の日本国内も欧米のきたる占領から自営する為の富国強兵政策で、
食糧事情他諸々大変だったのですが(おしんの世界)、、、。


そんな中、
様々な国の移民の中でも特に大きな功績を遺した昔の日本人の偉大さは
本当に凄いと思います。
その血が自分の中にあるのか、少し反省しなくてはかもしれません。


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最後はキラウエア火山に行きました。台地から煙が!

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マグマの色、地球の血液の色です。 遠くからですが、すごい眺めでした。
帰りは高原で星を眺めました。 
現在世界一の天体望遠鏡があるとか(近々南米?に越されるよう)


なみのり以外の観光、本当に楽しかったです。友人達に感謝 



オステオパシー施術院トリート






プロフィール

トリートTakezo

Author:トリートTakezo
目黒駅の近くで施術院を開院しています。

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オステオパシー施術院トリート
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オステオパシーについては力を入れて、
それ以外はのほほんと書いています。

男性
秋田県角館生まれ
東京育ち
海、山、人が好き 

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