2016.10.31
ついでに京都、大阪、奈良観光 1
京都で開催したセミナーの帰りに、関西観光してきました。
一回目はサラリーマン時代に二年間住んだ思い出の大阪。

セミナー終わりから直行したのは新世界。会社が近くにあったのです。

新世界名物?スマートボール。
期待してないのにフィーバーして戸惑いました(笑)
名物はこの遊びというわけではなく、ノスタルジックな雰囲気を持つ
このエリア全般のことなのです。
ただし最近はカップルだらけ。
僕が住んでいた15年前は、、、友人談なのですが、
「彼女と歩いていただけでいきなり殴られた」
なんてエピソードが不自然ではない場所だったのです。
エリア的に安宿も多く(1500円とか)、今や海外からの宿泊者だらけ。
ずいぶん変わったのは残念な気もしますが、
良い変化なことは間違いないですね。


大阪在住時に気になっていたけど、
精神的余裕が無く、行けなかった場所に。
萩原天神に向かう萩原(笑)。
「はぎわら」ではなく「はぎはら」なのが残念。
神主さんと話したら、たまに関東から萩原さん達が来るみたいです。
みんな、「来なければいけない気がして」だそうです(笑)
萩原家の家族にもそれぞれ、名前の入った健康お守りを購入しました。

帰りの便までの束の間、よく飲みに行っていた道頓堀へ。
ハロウィンの群れに揉まれるの図。
一回目はサラリーマン時代に二年間住んだ思い出の大阪。

セミナー終わりから直行したのは新世界。会社が近くにあったのです。

新世界名物?スマートボール。
期待してないのにフィーバーして戸惑いました(笑)
名物はこの遊びというわけではなく、ノスタルジックな雰囲気を持つ
このエリア全般のことなのです。
ただし最近はカップルだらけ。
僕が住んでいた15年前は、、、友人談なのですが、
「彼女と歩いていただけでいきなり殴られた」
なんてエピソードが不自然ではない場所だったのです。
エリア的に安宿も多く(1500円とか)、今や海外からの宿泊者だらけ。
ずいぶん変わったのは残念な気もしますが、
良い変化なことは間違いないですね。


大阪在住時に気になっていたけど、
精神的余裕が無く、行けなかった場所に。
萩原天神に向かう萩原(笑)。
「はぎわら」ではなく「はぎはら」なのが残念。
神主さんと話したら、たまに関東から萩原さん達が来るみたいです。
みんな、「来なければいけない気がして」だそうです(笑)
萩原家の家族にもそれぞれ、名前の入った健康お守りを購入しました。

帰りの便までの束の間、よく飲みに行っていた道頓堀へ。
ハロウィンの群れに揉まれるの図。
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2016.10.30
アトラス・オステオパシー学院 京都講習会
京都にオステオパシーテクニックの講習会をしに行ってきました。


青い服が僕です。 小さい画像失礼します!
一昨年にも一度行きましたが、今回は10月、11月と連続です。

我がアトラスオステオパシー学院の学長であり、
日本在住唯一のドクターオブオステオパシー(アメリカの医師)、
森田先生と京都に向かいます。
ご本人は難病を抱えられているのですが、
写真のようにおちゃめなおじさまです(笑)
色々なことを教えてもらっています。
講習会の写真は上の二枚しか無いのですが、、、(笑)
二回共に参加者の方々には好評頂きました。
もう10年近く、人前で話すことをさせてもらっていて、
だんだん話し方がうまくなってきました。
以前は大人数を前にすると
すごく緊張するシャイガイだった(はず)ですが、、、
慣れってすごいですね。
関西方面、京都や近県の参加者の方々に
オステオパシーの成果を共有できることはとてもうれしい事です。
接骨院や手技療法に携わる方々に講習でお伝えしたことにより、
僕は会う機会もない遠方にお住まいのそれを待つ方々が
少しでも自己実現できるよう、
健康でいられるお手伝いが出来ていたら、
こんな喜びはなかなか無いです。
日々精進ですね


青い服が僕です。 小さい画像失礼します!
一昨年にも一度行きましたが、今回は10月、11月と連続です。

我がアトラスオステオパシー学院の学長であり、
日本在住唯一のドクターオブオステオパシー(アメリカの医師)、
森田先生と京都に向かいます。
ご本人は難病を抱えられているのですが、
写真のようにおちゃめなおじさまです(笑)
色々なことを教えてもらっています。
講習会の写真は上の二枚しか無いのですが、、、(笑)
二回共に参加者の方々には好評頂きました。
もう10年近く、人前で話すことをさせてもらっていて、
だんだん話し方がうまくなってきました。
以前は大人数を前にすると
すごく緊張するシャイガイだった(はず)ですが、、、
慣れってすごいですね。
関西方面、京都や近県の参加者の方々に
オステオパシーの成果を共有できることはとてもうれしい事です。
接骨院や手技療法に携わる方々に講習でお伝えしたことにより、
僕は会う機会もない遠方にお住まいのそれを待つ方々が
少しでも自己実現できるよう、
健康でいられるお手伝いが出来ていたら、
こんな喜びはなかなか無いです。
日々精進ですね

2016.10.17
スリランカ テキトー巡礼
仏教徒が7割を超える輝きの国、スリランカへ
(ブログにあるまじき長文です。お時間のある方は覚悟してどうぞ(笑))

下手なくせに懲りずに波乗りばかりしてるので、
たまには純粋に旅でもしてみようかと。
小学生の頃から完全なる無神論者を宣言してきた私ですが、
登録上は仏教徒のはしくれ。幼稚園も仏教系だったし、、、
(仏像とか絵とか教えとかすごく好きだった)。
そして、尊敬する海外出身の友人に
「日本人にとっての宗教(神道&仏教)は行動様式に残っている!。」
と言われた言葉が頭の中で大きくなってきた最近。。。
自分の中のインナーブッディスト(仏教徒)を見つめてみよう!
板持っていかず、旅メイン!と、思いつつも、波もかなり良さそうだし、、
移動大変だけどマイボードもってきました

アルガンベイへ 1
季節は西海岸のヒッカドゥアか東のアルガンベイ、
どちらがベストか微妙でしたが、
風向きサイトの直前のチェックで東海岸のアルガンベイに決定。
電車が無いエリアなので、
タクシーなら10時間、それ以外は丸一日覚悟とのことだったので、
行きは時間を節約してタクシーに。
思ってた金額より高かったので、空港でシェアしてくれる観光客を探す。
空港の係に怒られながらも頑張るがなかなか居ない。
「ARUGUM BAY」とマジックで書いたボード(自前)を
1時間半経ってからしまった。いきなり何をやっとるんだワタクシ(笑)。
インターネット時代。みんなちゃんと予約してるのですね、、、。
フリーの人が居ない、、。
僕1人で高くなるけど、2割引きで交渉決定。いざ出発。
スリランカ横断、直線で200キロ。
昼からのドライブだったので、
通り過ぎる街並みがつぶさに見れて、とても楽しかったです。

アルガンベイへ 2
運転手のサンカー君。来年結婚を控えた好青年。
西にある空港から東海岸まで10時間僕を運んで、
そのまま朝まで運転して帰ります☆ 25歳、、。
仏教徒しか入れないロコなカレー屋に連れて行ってもらいました
(僕がブディスト(仏教徒)だと言うと喜んでくれた。)。
ライスに色々なカレー味がついた具を乗せ、
手で混ぜて食べるのですが、衝撃的なおいしさでした。
辛いだけじゃなくて、スパイス口内爆発! 脳までしびれる旨さ。
かなり衝撃をうけて、
このあと10食くらいまではスリランカンカレーで攻めました、、、
OPP(おなかピーピー)になるまで。。。
二人分の店内フルコース満腹&デザート
&水2L補給でコミコミ450円くらいでした。物価はかなり安い。
10時間の移動中面白かった事として、
外国人と1人もすれ違いませんでした。
通り過ぎる街中にごった返す人たち、車に乗った人達、
みなスリランカ人、、、。
僕のような東アジア人、ヨーロッパ系、とことん居ない!!
こんな国は初めて。

アルガンベイへ 3
自然保護区を抜けて走っていると渋滞が、、
野生のゾウさん。みんなフルーツをあげている。
僕もはしゃいで近づく。
運転手のサンカー君は「気をつけて」と何回かいってくれたが、
気をつけるべきものがゾウさんよりも境界の電線のことだったみたい。

アルガンベイへ 4
後ろの湖と平原を見て欲しいです。
スリランカの何が凄いって、平原が凄い!
サファリと呼ばれ、水牛や野生のゾウやワニ、
クジャク、カラフルなトカゲなんかが居ます。

アルガンベイへ 5
サンカー君が持っている野球の球みたいなのは
ウッドアップルというフルーツ。初めて見ました!
ドリアンとか臭いの大好きだけど、正直これは酸っぱいわ腐敗臭強く、
奥底にある旨さまではたどり着け(気付け)ませんでした。
後で飲んだミルク&黒糖で作ったジュースは
イチゴのような酸味がでとても美味しかったです。
奥の看板に書いてあるのは絵ではなくシンハラ語。
まったくわかりません。「果物特売」みたいな感じでしょうか?。

アルガンベイ 1
日本を出て33時間後、ようやく波チェック♡
初めての場所。知り合いゼロ。
しかしながら朝日として迎えた太陽はいつもの太陽でした。

アルガンベイ 2 (サーファー向け内容)
インド洋から入る南からのウネリが岬からレギュラーにブレイクする
アルガンベイ・メインポイント。
(他の全てのポイントも、東海岸側はライトブレイクのみ。)
条件が良ければフェイスの張った状態で200メーターくらい乗れそう。
見た目よりもパワーがあって、一旦乗ったら天国!
高速で順序よく盛り上がる波はアドレナリン量が凄いです。
そして、終わったかなー?と思ってダラダラ繋いでると、
あれあれ〜?てくらいまたモリモリ、、、ビューン!
結構し烈な波の取り合いがあるけど、
なんとか5本くらい良いのが乗れた。
写真は風の入っちゃった夕方ですが、滞在中朝だけオフで、
とにかく良かったです。当てたと言えるとおもいます♡
波乗りする人ってねー、アホですね。
丸一日かけての移動で疲れても、
孤独でも、良い波に一本でも乗れると全てクリア出来てしてしまう。
あー、なんとかかんとか、来てよかった(^_^) な初日です。

アルガンベイ 3 (サーファー向け内容)
メインポイントはとても良い!
ウネリの向きとコンスタントさ、地形、
ここまできれいな条件が整った場所はそう無いと思います。
しかーし!良くない部分もしっかり書きたいと思います。
本当にこれは良くない!
「乗ってしまえばずーと続く」ということは、、、
良いセットが来たら先頭で捕まえた人以降に待ってた人達は
ぜんぜん乗れません。かなりのストレス!
ファンボードやロングももちろんウネリから乗ってくる。
クソー!みたいな表情をみんな結構してて笑いました。
僕もたくさんしてしまいました(笑)
つまり本気でいいセット捕まえるなら先頭で待つしかないんだけど、
この場所がみんな上手い!プロかよ?ってのがたくさん。
1人目に話しかけたら、普段はGランドに住んでると、、、
はいもう結構です、聞きたくない(笑)
セッション中、明らかに一本も乗ってない人が半数は居ましたね、、、。
カレントは常に、波の進行方向に向かって強く流れてるので、
先頭を維持するのも大変、、
強者以外みんな一本乗るor流されたらいったん陸にあがって、
岬の先頭まで歩きポチャンと先頭に入ります。
そうそう、砂は波打際だけしかなく、すぐリーフなので、
大抵の人にとってブーツあったほうがいいです。
メインでは5ラウンドしかしなかったですが、感想として、
波としてはスペシャルですが、サーフスポットとしては、
ここまで人が多くなってしまった現状ではスペシャルとは言えません。
さらに7、8月はこの倍になる。
種子島に住んでいる僕の先輩のように、
20年前に来ておくべき場所でしたね。
特にスリランカはヨーロッパからのサーファーに大ブームだそうなので。
ロコに聞くと、昔はオージーと日本人だけだったそうです。遅かった、。
写真は全てメインポイントですが、
アルガンベイに来ている人達の半数以上は、
メインを外してトゥクトゥクに乗って色々なポイントにバラけます。
僕も二回だけ他のポイント行きましたが、和気あいあい、
初心者の人も多くてガツガツしてないので、会話を楽しめました。
中東、イスラエル、ヨーロピアンが多い感じ。
日本人は3人しか会えなくてビックリ。来てる観光客の1%くらい?。
今はアルガンベイはシーズンオフに入る所だから、
きっと計画性のある日本人はプランニングしてないのですね。

アルガンベイ 4
初回が衝撃的に美味しかったので、とにかく前半はカレーばかり!
どこもスパイスしっかりでウマイ!

アルガンベイ 5
飛び込みで見つけた宿、1500円くらい。底値は700円くらい。
お湯は出ないし、トイレの流れは悪いが全く想定内。
ゲッコー(ヤモリ)はご愛敬。

アルガンベイ 6
トゥクトゥクにのって隣町の奥地をおさんぽ。
急にガイジンが珍しくなるらしく、みんなジロジロ見る。
こちらがニッコリするとほぼ100%ニッコリ返してくれる。
スリランカン、人が良いんです。
特にコドモ達は手を振るだけでテンションMAX!
ギャー!とか言ってみんな手を振ってくれる。
こんなおじさんに(笑)。かわいいんです!。
学校の壁になにやら書いてある。
地球環境を大事に&勉強しっかりして立派になろう、、、
てな調子でしょうか?

アルガンベイ 7
カレーブームの終焉
隣町のローカル色ゴリゴリの、冷房も無い、
人の顔がわからないような真っ暗な店の奥へ単身突入!。
ロコスタイル、素手でカレーを喰らう!。
しかし、、うひ、冗談のような辛さ!
しかし日本男児として残すわけにはいかない!。
暗い店内でみんながガイジンに注目しているのがわかる。
カラい、というか痛い。
たまらず普段絶対飲まないファンタ系の甘さで流し込む。
ピザやサンドイッチの店に群がる観光客を、
「なんでスリランカに来てまで、、」
と軽く見ていたのですが、気持ちを理解しました(笑)

アルガンベイ 8
僕は南の島に行くと、
体調管理もあり、消化の良くて安い地産のフルーツを大量に食べます。
スイカ、パパイヤ、アボカド、モンキーバナナ、マンダリン。
ココナツも沢山。 産地。流通距離が短いこれらは驚くほど安いんです。

アルガンベイ 9
こいつ、このナリですごいすばしこいんです。
トカゲ系は種類も数もすごい。
田舎では僕の嫌いな黒い虫を見なかったけど、こいつらのおかげ?

アルガンベイ 10
南国リゾートまるだし。景色はとてもいい。
ただし、2004年のスマトラ沖地震の津波によって
甚大な被害を受けたこの周辺は政府主導で、
もともとの住民は移動させ、観光に特化した施設をのみを集めた。
アルガンベイには民家がない。街に奥行きがない。
ミーハーな観光客が多い。
違和感を感じていたけど、この話を聞いた時に納得しました。

アルガンベイ 11
先輩の友人、オージーのホーキーのショップ。
残念ながら彼は三年前に母国に帰ってしまっていました。

アルガンベイ 12
話すようになったマリコさん。
彼女はヨガの先生をしていて、トリートメントもしてる人。
世界中に先生が居たり、
移住先を探してアルガンには3週間くらい居るみたい。
脱力、メローな感じ。
彼女が開いた道に乗り、地元の友達が一気に増えました。 感謝!

アルガンベイ 13
仲良くなったキラ。
アルガンからちょっと奥まった田舎で育ったローカルです。
お母さんは伝統的なアーユルヴェーダ医院を
地元の人相手にやっている本物。手作りオイルを作ったりしてるって、、
施術受ければ良かったけど日程を急いでしまいました。。
今回唯一の後悔。
彼は、「街は汚れている(アルガンのこと)、金のことばかりだ。」
だなんていいます。一緒に海に行くと、
「風と空を感じよう!最高だね」なんてことをずっと言っている。
僕から言わせると、こんな田舎で育ったのに、
街ではなくて自然に傾倒するだなんて、変わってるな~と思いました。
面白い。
スリランカンはボブマーレー信者が異常に多いです。
共にコーカソイド系(アーリア人、ヨーロッパ人)ミックスの骨格&
褐色の肌という共通点で風貌が似ている人を多く見かけました。

アンパラへ移動
アルガンベイには5日だけ、さて、向かいます遺跡と仏教の聖地。
トゥクトゥクで50キロほど離れた場所まで移動、
そこからバスで大きな街に行きます。
早朝5時発。運転者にふざけてトゥクトゥクの運転を代わってもらうけど、
バイク知らないオイラは運転できず。
途中で急ブレーキ! 先にかなり大型のゾウさんが、、。
超ビビる運転手。 そして動物恐怖症になっている日本人(笑)
よくある光景みたいだけど、
動物園で見るのとは違って、荘厳な歩みでした。

聖地、キャンディーへ
バスで150km程移動。200~300円。とにかく安くて便利。
話には聞いていたけど、スリランカの運転は、運転というか暴走です。
サンカー君の運転でも、車線もないような細い道で二重追い越し、
同じ進行方向に三台並列した時に対向車が、、。
バスだって容赦ない。凸凹道で100キロオーバー、
対向車避ける為に急ハンドルで車体がロールする、、、。
たぶん運転手として、この域に達するまで
2、3回正面衝突してるんと思いますこの人達(笑)。
バスには料金徴収係のおじさんが居て、てきぱきと仕事をしてくれる。
他ではガイジンを見ると何かと金をむしり取ろうとする
スリランカンの商売人だけど、
バスでは基本ぼったくりみたいなことは無いみたいです。
キャンディーに着いた時にはエンジンルームの後ろに入れてもらった
サーフボードは真茶色のすすを被ってひどいことになっていました。

キャンディー 1
6時間くらいバス移動。街についてほっと一息、、、いや。
正直キツイかも!
排ガス規制の無い通りは呼吸が苦しいくらいの状態です!。
そして板持って歩いてるガイジンなんて
「カモです」と言っているようなもので、トゥクトゥクの運転手がしつこい、
無視すると肩をつかんでくる。 人が多くて板にぶつかるんじゃないかと
ナーバスに。(板はコツンでベコン、弱いんです)
地図を見ようと荷物を置くと物乞いの人が集まってきて
なんだか心苦しい、、、
どの街でも感覚で歩けばみつかるホテルも、
かなり歩いてもない。おかしい!
たまたま「国際観光案内」みたいなところを見つけた。
ホテルはレイクサイドに集中しているとのこと。なんとか助かった。
2000円くらいの宿を二泊とる。 明日は板を置きぱなしにして観光へ。
板さえなければ全く苦労なんてない。 板を無事に移動させることは、
想像してはいたけど、やはり気を使いました。

キャンディー 2
スリランカ第二の都市、キャンディーの町中にして、
カレー&ライスは持ち帰りなら100円くらい。
人の話によると、インドより物価は安いとか。
貨幣価値の差があるからしょうがないけど、
観光客相手のスリランカンは、ほぼ確実に、
少しでも搾り取ろうとあらゆる手を尽くしてきます。
これはしょうがない。
僕の泊まったホテルの従業員は、月給2万円ですって。
距離感が難しい。ぼったくれると思われ甘く見られるのは嫌だし、
かといって少しくらいは分配すべきかなんて考えも出てくる。
(貨幣価値の差は個人の問題ではなく、国家間の問題ですし)
基本、相場を想像し、強気で交渉
→あれこれつり上げようとしたら無視&背中を向ける
→サー!待って、それでよいと言われる。
→約束通りの金額で決済した優良な人にはチップをあげる
というルールを作る。
ちなみにキャンディーとコロンボのトゥクトゥクは、ぼぼ仁義無し。
観光客相手ではないスリランカンは最高にいい人なんですかどね~。
結局、深刻にぼったくられることは無かったです。
あとで意外なところでピンチになりますが、、。

キャンディー 3
スリランカンの朝は早い。基本男が働き者、勤勉だと思う。
女性の社会進出が遅れているとも言えるかも。

シーギリヤ 1
キャンディから早朝のバスで、世界遺産のシーギリヤへ。
ユネスコがここを世界遺産に登録したことには全く興味が無いのだけど、
行ってみたかったんです。脱、波乗りだけ旅行。観光するぞ~!
またバス移動。2時間走って70円。またガイジン僕だけ。
仲間と認めてくれたお兄さんの写真。メガネのカドが痛い。
バスの扉は前後空いているので、
大きな停留所以外は飛び乗り&飛び降りが基本スタイルです。
帰りのバスは座れず、フル満員で2時間半立ちっぱなし。
僕のお尻の上でお姉さんが頭を載せて寝ていた(笑)。

シーギリヤ 2
スリランカ一番の観光地、シーギリヤ。
世界中で起きてることかもしれないけど、半分が中国からの観光客。
久しぶりに東アジア人を沢山見れた。
土産物売りも大変で、昔「コンニチハ、アリガトー」言ってたのが、
今や「ピエンイン! ミンシンピエン!」とか言ってる。
その中でもするどい人がいて、
僕の顔を見るなり「アリガト!」と言葉を変えたりする。
僕はこれが不思議で、どうやって見分けるのか何人かに聞いたら、
表情や態度、服装ではなく、「顔」ですと。
うーん、、わかるもんですかね~?。

シーギリヤ 3
広大な平原にドカンと鎮座する岩の塊。
ここに宮殿を立てた悲劇の王様がいたそうです。
あまり写真撮らなかったのですが、
興味のある方はネットにたくさん載ってますのでチェックしてください。
行って良かったですよ。

シーギリヤ 4
頂上から
肌で感じたくて裸足に。
ツアーで来たらすぐ降りなきゃいけませんが、身軽な一人旅。
一時間半くらい、タイムトリップできるまでたたずみましたよ。

シーギリヤ 5
でた! 体重計でお金とるやつ!。3、5円くらい?
かなり昔に読んだ本で衝撃を受けたけど、2016にもあるんですね。
この道はシーギリヤから地元の方向けの駐車場への道すがら。
アイスキャンディーは35円。
10分前に歩いていた道の観光客用の出店では同じものが140円。
140円でもいいんですが、、、距離感難しい。

仏歯寺(ぶっしじ)
巡礼クライマックス!!。
本日スリランカ最終日!!。
仏様(ブッタ)の右の犬歯が収められているとされる容器を
拝むこととができる場所。スリランカ最高の聖地。
キャンディーの街自体が世界遺産だけど、
その中核をなすお寺なのです!!!
プージャというお祈りは1日に3回、
そのお祈りの間だけ容器を拝めるというので、
一番早くて人の少ない朝5時30分からの回に行きます。
こちとら、毎日波乗りで5時前起きですし。
入場して仏様の歯が入った容器がある場所まで向かうのですが、
ディズニーの開演みたいにみんな走ります。
行列の先がつまると、そこから激しい奪い合いが始まります。
我先に押し分け、割り込み当たり前。
僕の後ろの青年が供物(お供えの米を入れた食器)で
絶えず僕の腰をグリグリやってくるから先に行かせました、、。
まあ、皆様の信心の深さから、やむを得ない行為なのでしょう、、。
トランス状態なのでしょう、、。
おかげさまで無事ご本尊に手を合わせることが出来ました。
そして例によって外国人は僕一人。
お経が繰り返されるお堂の中で、トリップ感に包まれました。
しかーし(笑)
このあと今回の旅で最大の事件が!!!。
混雑を抜け一息、空いているお堂で仏様に手を合わせ目をとじて拝ん
でいる最中、お坊さんが強めにツツいてきて(外人1人でいたから、
マナー違反で叩かれたと思った)、こっちこいと、、、お祈りを途中で
邪魔されたのは初めて。
みんなが正面から柵の外で拝んでるのに、横からちょろっと入って、
仏さんのすぐ横の近くから拝んでみろと、、、うかつにもちょっと嬉しく
なってジーンとなり手を合わせる。「え?、でもこんなのズルじゃんか。」
坊さんは仰々しく祭壇に置いた千ルピー札を見せ、
「ここで拝ませてやった人はみんなこうしてるんだ」、、、カネ置いてけと。
いや待てよ、、、周りに外人僕しかいないし、
この見せ金おいたのはこの坊さんだよね、、。
仕方なく適当な額の100ルピー札をわさわさ探していると、
僕の指の間で見え隠れする1000ルピー札(高額紙幣)を
「それだ!それだ!」と、怒りを前面に出して激しい剣幕でまくしたてる。
へえ、、、そうきたか、、、
「んノー!!」と、20ルピー「14円」だけ叩きつけて帰る。。。
いや帰らない!。仏様のこの弟子は生憎こんな感じかもしれないけど、
仏様は仏様なので、もう一度正面から祈り治す。
今度邪魔されたら動かない。
手を合わせたまま引きずられて放り出されてやろうと思った。
・・・つまり邪心、対抗心にすっかり飲み込まれてしまった。
この時点でご利益ないぞこれは!(笑)。
そして帰り、入場料は1000ルピーと、どの情報でも書いてあったし、
入る時確かに1000ルピー払った。
この金額に値上げしたのは最近のことだったみたいだし。
が、入り口の係が帰ろうとした僕に呼びかける。
「君のチケットは1500ルピーのやつだったよ。レシートみてみな、
そう書いてあるから。あと500払って!」
僕はあわてて、「え?1000ルピーと1500ルピーのチケットの違いは
あるんですか?」と聞き直す。と、周りの雰囲気が変わって、
入場時は優しかった係が僕を「物を見る目」で眺め黙りこむ。
まるで、「仏様の御前で、お金の話でとやかく言うな」とばかりに。
渋々出した500ルピーを受けとった手でシッシッとされて、、、
キャー!マジでショーーーック!!
さっきの坊さんの後でかなりキテたので、
こいつはレシート詐欺だと思ってしまった。
日本だったら納得いくまで話聞いてやる。
けど、ここはこないだまで宗教戦争やってた国だし、
もめてヤられてる場合じゃない、ここは彼らの国、
、、、わーた、わかった、引きますよ。帰ります。
6時過ぎに寺出た時は抜け殻(笑)
いやー、お金、気をつけてたんですが、
寺は油断しました。オイラ一応仏教徒だし。聖地だし!
内側からえぐられる感じでした(笑)
まあ、後で例の観光案内の人に聞いたら、
1500ルピーに値上げになっていたらしいのですが、、。
そして数か月後には2000ルピーになる予定とか?
このお寺を批判するつもりはありません。
残念ですが、これは僕のバックボーンによる思い込みと、
この国にフィットして信仰されている神とのギャップが生んだもので、
この場所では完全に有難いものであり、宗教としての役割を果たして
いるのだから、ガイジンの僕がどうこう言うのはスジ違いなんですよね。
なんだか、よくわかりました。
日本という風土で生きていることに、
心からありがたみを感じることが出来るようになりました。
帰国時羽田の明かりが見えた時、心からそう思ったのです。
まあ、日本にも小田無道みたいなのが多く居ますが(笑)

コロンボ 1
キャンディーから電車で空港に近いコロンボへ。
自撮り写真です。鏡の中に僕が居ます。
電車は快適でした。やはり走行中も窓が開いていて、人が溢れて、
テレビで見るあんな感じです。
板は棚のみんなの荷物の上に置かせてもらいました。
日本だとあり得ないけど、目的の為に協力しあう現地の空気に
慣れた為か、自然とそうさせてもらいました。
バスと違って、電車には外国人がたくさん乗っていました。

コロンボ 2
駅構内でショットガンを持つ警官。
自動小銃も見ました。

コロンボ 3
板をコロンボフォート駅の荷物預けに頼んで(140円)、
バスに乗って西海岸を見に行きました。
道を聞いたスリランカンはこんな第一の都会でもやさしく、
丁寧に教えてくれました。本当に感謝していますし、
僕も日本で海外の方が困っていたら力になりたいと思いました。
(普段からやってますが)

コロンボ 3
コロンボから空港へのバスを待つ一時間、
ベンチでずっと泣きじゃくる青年と、
背中をさすり続ける女性が目にはいりました。
咀嚼しきれない沢山の経験をさせてもらいました。
仏教都としての巡礼としては大失敗?(笑)でしたが、それも含め、
多くの考えさせられることや教えを頂きました。
ボホーマ、ストゥーティー! (ありがとう)