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カヌーデイ番外編in石巻

また行ってきました。

今回は施術チームとしてではなく、 なんと、

カヌー部隊として!


「被災地においてカヌーを漕ぐ」というのは、もっとも考えづらいもののひとつ。

僕もいつか復興した東北の海でカヤック(カヌー)を漕ぎたかったのですが、

まさかこんなに早く漕ぐ機会があるとは思いませんでした。

しかも以前、キャンプツアー(カヤック内にテントや食材を含んだ旅)で訪れた事がある、

石巻は牡鹿(おしか)半島で!


もちろん、遊びではありません。

被災地の殆どの漁村において、湾内には瓦礫が残ったままです。

これは、ブイや家屋の残骸、船などが漁網によって絡まった厄介なものなのですが、

漁業を再開する大きな足かせとなっています。

これを撤去する為に小型の漁船で沖に出ようとすると、

すぐにスクリューが網でからまってしまうのですね。


そこで登場です。カヌー!

友人である「四万十塾」、四万十塾とほぼ同時に現地入りし活動している「はからめ」、

北海道から参戦の「わっか」。 三つのカヌーガイド団体の出番です。

彼らの呼びかけで参加した一般カヌーイストも集結です。

私たけぞうはシーカヤックのガイドなどを10年くらいやっていたし、

写真のカナディアンカヌーといわれるタイプももちろん乗っていました。

整体チームも少ないけど、カヌーの漕ぎ手はもっと少ないので、

今回はこのイベント、「カヌーデイ番外編in石巻」に参加してきました 

東北新幹線
東北新幹線復活! 
「つなげよう、日本。」イベントにより、5月14~6月13日まで特別料金です!
仙台~東京間、半額の5000円! れっつ東北!!→※帰り片道、「やまびこ」のみ。


チームわっか
5月12日、一月ちょっと振りに現地入り。
全国からカヌーイスト集結! カヌーの積み下ろしも、僕にとってはなつかしい光景。


この季節は風が強く、初日はカヌー隊の出動は無く、

波を被ってしまった家屋内の整理をさせて頂きました。

「やりたいこと」ではなく、「求められた」事をする。

が、ボランティアの正しい構えだと感じています。


足の踏み場も無いような状況も、仲間達と一歩づつ行い、

朝8時過ぎから夕方までて、なんとか一件分を整理させて頂きました。

982.jpg

K湾3
数キロリットル入る巨大土嚢袋10袋以上に。

K湾2


翌日は、「カヌーデイ」イベント決行。

作業はじまり

たわら型のブイは、ひとつ18000円するそうです。

ひとつひとつ、ノコギリで網(最小限の)を切って、100個程回収しました。

その後

カヌー(カヤック)やっていて良かった 。 

どんなものが役に立つかわかりませんね。。。

僕のシーカヤックの先輩などとも連絡をとっており、現地入りのタイミングを計っています。


午後は地元の方々とBBQでした。

まだまだボランティアや行政が入りきっていなかった場所。この日は笑顔があふれました。

IMG_3554.jpg
(ポリシーにより被災者の方々の写真が少ないですが、80名程参加頂きました。)

110514b.jpg

IMG_3582[1]
カヌーチーム(ガテンチーム?)


この地域では、四万十塾と連携を取る、重機を使ったボランティア団体、

「ヒューマンシールド神戸」「続・雨ニモマケズ 風ニモマケズ」が活躍中です。

地盤沈下により、牡蠣の作業小屋の再使用を諦めていた漁師さん達が、

きれいになってゆく湾をみて、

「よし、やろう!」と再開の決意をされたそうです。


K湾
冠水してしまう湾



次回以降、まだまだ足りない! 

けど頑張っている仲間のボランティア達について少し報告します。



(上記団体のリンクは四万十塾のHPをご覧下さい。)


オステオパシー施術院トリート








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プロフィール

トリートTakezo

Author:トリートTakezo
目黒駅の近くで施術院を開院しています。

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オステオパシー施術院トリート
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オステオパシーについては力を入れて、
それ以外はのほほんと書いています。

男性
秋田県角館生まれ
東京育ち
海、山、人が好き 

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