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東北旅行

昨年は何度も東北へボランティアに行かせて頂きました。

その度に、「ボランティアに行く」というのが、

エライ事なんだと思い込んでると言われるといけないので、

親しい人には、「東北旅行に行ってきます。」と言うようにしていました。


空けて2012年冬。。。 とうとう本当に! 純粋な東北旅行です。


メンバーは僕のシーカヤック(ガイド&イントラ)のお師匠シバタさんと、

そのシバタさんの元でスタッフをしていた僕の兄弟子にあたるノガワさん。
(ノガワさんは雑誌 kayak を発行しています。編集長です。)

しかし今は真冬。寒いですよね。 マイナス8度とかなんとか。。。

kayak snow
盛岡にて

kayak miyako
宮古の港にて

カヤックとは、乗るところにフタが出来て、波を被ったり、

ひっくり返っても浸水しないものを言います。

極北のモンゴロイド達は、アザラシの皮と流木でカヤックを作り、

生きる糧を得ていたのですね。 はい。猟の道具です。


現代は漁船と同じ素材、FRP(グラスファイバー&樹脂)や、

カーボン(炭素繊維&樹脂)などで出来ています。

これは60年代の北米のヒッピー達が、

バックパックの旅の果てに探したウィルダネス(手付かずの自然)に行く為の

旅の道具として活用。先人の知恵を現代風に復活させたものなのですね。

そこまで遡ると、シバタさんのさらにお師匠(ジョン・ダウド)の世界のお話です。。


とまあタケゾウの二十代に夢中になっていたシーカヤックの説明をさせて頂きました。

僕はそんなに上手く乗る事も出来なかったし、

先輩達のように外国を何千キロと漕ぐような事も出来なかったけど、

この舟を通して本当に多くの世界を見る事が出来たと思っています。


こうしてシーカヤックの世界を10年近く離れても、繋がっている世界を見せてくれる、

そんな素晴らしいものと出会えた事に感謝しています。


taro umi

三陸の海は変わらない。

昨年ボランティアで来た時も、その前年に来た時も、その更に10年前に来た時も、

(記憶は無いけど)、子供の頃に手を引かれて来た時も。


一緒に漕いだカトウさんは、筋金入りのカヤッカー。 兼地元漁師。

僕が五月に、宮古へ二度目の施術ボランティアに行った時、

避難所に向かわせて頂く車中、

水にやられて漁船の行き来が無くなった海の沖を、ひとり必死に漕いでいた。

「自分達の大事な海に、変わらないでいてほしい」という、

痛烈なメッセージにも見えました。


今回はカトウさんも含め、仲間4人で宮古の同じ海に浮かぶ事が出来たので、

何かつきものが取れたような、すっきりした気持ちになりました。


その夜にカトウさんが言っていたのですが、

「海を恨んでいる漁師はいないはずだ」

という言葉が印象的でした。

僕は、彼の家があった田老の町並みを思い出した後に彼の眼を見て、

ぐっと心に留めました。


昨年の春、勘違いした歌手が「海をぜったいゆるさない」みたいな詩を気分良く歌って、

それを聞いてすごく腹がたったのだけど、

悲しみを怒りで何かにぶつける(依存する)ような精神構造では、

きっと海の近くでは生活してゆけないと思います。

いや街だって、どこだって、人に迷惑をかけず穏やかにはすごせないはずです。


海の力そのものを受け入れた上での強さ。三陸の方々は本当に強いです。

しかし彼が言っていました。

「 福島の件。東京電力、政治、報道だけは受け入れられない。 」


これは人災ですからね。


渋谷だとか、いたるところで実際には目にするのですが、

大規模な反原発デモが起こっていますね。 

でも決してニュースでは報道されないですよね。今という事実(ニュース)なのに。 

是非は選択枝を与えた上で国民に判断を問うべき(民主主義)なのに。 

僕達が生きているこの場所では、それがなされてません。


東電の元社長も、

逃げておいて、退職金2億円の幸せな使い道をイメージ出来るのでしょうか?

彼は「人」では無い何かなのですかね?


政府も、企業も、マスコミも、、、

病巣は根深いですが、

安易に怒りをぶつけようとすると、それさえも利用されます。 

それがアンチ自民票による民主党政権誕生とそれ以降ですよね。

ひとりひとりが自分の頭で考える世の中に近付かないと、

いつまでもどこまでもコントロールされつくします。


昨年の出来事は、僕たち国民にこんな事も教えてくれたのではないでしょうか?

「他がどうとかじゃない。自分が正しくしなきゃ」と。 


さて。

今回は田老をはじめ、大槌、釜石と下り、宮城県は女川まで運転しました。

やはり、現状はまだまだ。。。

taro tei 2012
田老の防潮堤 現在の姿(右側が海 堤防二層目)
うっかり一昨年と逆方向から撮影(昨年4月28日記事参照)

kuruma iron
車。
被害の跡も色としては鮮明さが抜け、そこが街であった現実感が薄まり、
ひどい言葉ですが、「遺跡」という言葉がどうしても浮かんでしまいました。
まだそうしてはならないはずなのに。。。

yamadatei.jpg
山田町 カヤックを上陸させて休んだ思い出のある堤防



被害写真ばかりでは良くないですね。


「東北は強い。」 魅力が伝わる内容を少し。 

uomasa2.jpg
旅といえば~ ?

uomasa.jpg
施術でもお邪魔した鍬ヶ崎(くわがさき)にある、
地の魚のおいしいお寿司屋さん。「 魚正 」。
被害の大きかった場所だが、政府の区画整理を待たずに、昨年のお盆頃には復活。
味、ボリューム、立地。 東北人の馬力をまざまざと見せられました。
ラーメン七杯記録のあるタケゾウが満腹。。。 (写真の他にも寿司やら何やら美味沢山) 
で、込み込みたった5千円  目黒なら金額三倍 銀座なら十倍以上の内容!?
ていうか、銀座でもこの鮮度は無理ですね。。。 また行きます!

gyosai ichi
復活。宮古魚菜市場 旬の毛蟹が爆安! 両親に発送。


wakamatsuj.jpg
締めは福島の若松城からの~

ouchipark.jpg
山に入って~

toriiouchi.jpg
茅葺屋根の里、大内宿! いいとこでした~

soba.jpg
古民家でいろりを囲み頂く、高遠そば。 美味&満足!!!。


オステオパシー施術院トリート





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プロフィール

トリートTakezo

Author:トリートTakezo
目黒駅の近くで施術院を開院しています。

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オステオパシー施術院トリート
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オステオパシーについては力を入れて、
それ以外はのほほんと書いています。

男性
秋田県角館生まれ
東京育ち
海、山、人が好き 

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